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環境ニュース[海外]

カナダ政府 大気汚染改善へさらなる努力

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2001.05.22 【情報源】カナダ/2001.05.11 発表

 アンダーソン環境大臣とロック厚生大臣は5月9日、共同で声明を発表し、カナダ環境保護法(CEPA:Canadian Environmental Protection Act)の有害物質リストに、「PM10(10ミクロン以下の粒子状物質)」を公式に追加し、さらなる大気汚染改善を推進する考えを明らかにした。
 また同時に他のスモッグ発生物質もリストに追加された。追加されたのは揮発性有機化合物VOCs)に分類される物質で、アセトアルデヒド、アクロレイン、アクリロニトリル、ブタジエンの4種類。
 今回のリスト追加は、米加大気環境協定に基づく「オゾンに関する付属書」への署名、新しい車両規制の導入、産業分野からの排出ガス抑制策(連邦・地方政府共同)など、ここ数ヶ月に及ぶ一連の大気汚染改善策として実施されたもの。
 なお、これらの施策はPDFファイル(関連情報参照)にて閲覧することが可能。
 両大臣とも大気汚染が与える人体への影響を重視する旨を明らかにし、今後も科学分析等を活用して、「環境と健康」面から引き続き同様の政策を実施していく考え。【カナダ連邦環境省】

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