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環境ニュース[海外]

EPA長官 農業政策に関する長官顧問職を設置

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2001.05.18 【情報源】アメリカ/2001.05.10 発表

 5月10日、ホイットマンEPA長官は、農業政策に関する長官顧問職を設置したことを公表した。同職には、カリフォルニア州のJean-Mari Peltier氏が就任する。
 ホイットマン長官は、「彼女は農業問題と環境問題の両方に精通しているので、清浄な環境という目標を追求する際に、この2つのバランスをとることができるようになるだろう」と期待を述べた。
 Peltier氏は、ニューキャッスル出身で、農薬残留に関するCODEX食糧委員会のアメリカ代表団など、多くの産業および政府の勧告委員会で働いてきた。最近では1999年5月からカリフォルニア柑橘類協議会(the California Citrus Quality Council)の議長を務めた。
 ホイットマン長官は、「私は、EPA長官に就任して以来、コミュニティーにおける様々な利害関係者の懸念を注意深く検討する、意思決定アプローチを強調してきた。この職位を設置することによって、自然資源の保護についての重要な意思決定をする際に、農業コミュニティーの関心事項を取り込んでいくことができるようになる」とした。
 新しいアドバイザーは、米国農務省とEPAとの協力に関して中心的な役割も果たす。また、農業問題に関する連邦議会活動の関心にも応えていく。農業問題に関して長官にアドバイスするために、EPAにおける公式の地位が設けられていたのは、前のブッシュ政権の時であった。今回は、この職を復活させたもの。【EPA】

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