一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA 気候変動に関する自主的プログラム 2002年版報告書を公表
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2003.12.01 【情報源】アメリカ/2003.11.13 発表
EPAは11月13日、エネルギー・スター・プログラムをはじめとする自主的な気候変動プログラムについて、2002年版の報告書を公表した。これによると、2002年には、自主的プログラムによって、4300万トンの温室効果ガスの排出が削減され(2800万台の自動車からの排出に相当)、前年と比べ、10%も多く削減されたことが明らかになった。EPAは、自主的プログラムが、公衆の健康および環境を保護するための非常に効果的なツールであることが示された としている。
報告書のポイントは以下のとおりである。
・ エネルギー・スターは、1250の製造業者と協力関係を結び、対象となる製品は35分野、18000種類となっている。現在までに10億個のエネルギー・スター・ラベル製品が販売されている。
・ 気候リーダー・プログラムは、2002年に創設されて以来、34の企業が参加している。7つの企業が積極的な温室効果ガス排出削減目標を公表している。
・ グリーン電力パートナーシップ2002には、90以上の企業が参加し、50万メガワット時を超えるグリーン電力を購入することを約束している。
・ CO2以外の温室効果ガスの削減に関するパートナーシップ・プログラムでは、2002年だけで、CO2換算1800万トンの削減が達成されている。【EPA】