一般財団法人環境イノベーション情報機構
ブッシュ大統領、EPA長官、若き環境保護家達を表彰
【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2001.05.07 【情報源】アメリカ/2001.04.24 発表
4月24日、ブッシュ大統領とホイットマンEPA長官は、環境保護に貢献した全米の生徒を表彰するため、ホワイトハウスに迎えた。「2001年若者の環境保護への貢献に対する大統領賞(The 2001 President’s Environmental Youth Awards)」は、19名の生徒に贈られた。EPA長官は、「環境への意識を持つことは、価値のあることであり、ますます多くの若者が環境について早い段階で学んでいる」と述べた。
この賞は、1971年以降、毎年、コミュニティーの保全に資し、地域の環境問題に取り組むプロジェクトを企画した、幼稚園から第12学年(高校3年)までの生徒に贈られてきた。同賞をホワイトハウスにおいて大統領が直接授与したのは、この8年で初めてのことである。
受賞者は、EPAの10行政区における候補者の中から選出された。候補者は、EPAの地域事務所にプロジェクトのサマリーを提出し、審査を受ける。審査基準は、目標の達成、長期的な環境上の利益、地域への影響、デザイン、調整、実施の態様などである。
今年の受賞者のプロジェクトの内容は、学校のごみクラブ、電池リサイクルプログラム、自然歩道設置、再生紙調達イニシアチブ、原油製品の不適切な処分の防止、湿地保護プログラム、生物の生息地の保護、室内環境汚染と健康影響に関する調査であった。いずれも、地域に密接に関連したものである。【EPA】