一般財団法人環境イノベーション情報機構
発電所からの排水に関する水環境調査を実施
【水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2003.09.02 【情報源】フランス/2003.08.13 発表
猛暑の厳しいフランスでは、電力供給を確保するため、発電所の排水の条件について、臨時の措置がとられる。この期間中、フランス電力は定期的にエコロジー・持続可能な開発省及び流域関係知事に水温と養殖への影響を報告する。同省の担当と関係公共機関により、水環境の状況に関する現地調査も行なわれる。また、バシュロナルカン大臣は、水環境の状況の変化に関する排水の影響を検討するため、環境保護団体や漁業団体の代表と会談する。さらに、同大臣は8月21日に全国委員会を設置する予定である。この委員会は漁業上級会議会長アンドレ・グラモン氏が会長を務め、関係団体の代表、養殖及び水環境の専門家らが参加する。委員会は、環境状態に関するモニタリング情報を収集・分析するとともに、地域レベルでの予防措置や補償、生物学的な対策について検討する。【フランス エコロジー・持続可能な開発省】