一般財団法人環境イノベーション情報機構
粒子状物質クライテリアに関してパブリックコメントを募集
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2001.04.24 【情報源】アメリカ/2001.04.13 発表
「粒子状物質(Particulate Matter: PM)に関する大気質クライテリア」の第2次案がパブリックコメント募集のために公表された。同案は、http://www.epa.gov/ncea/new.htmで入手可能。同案は、先に行われたパブリックコメントおよび大気浄化科学諮問委員会(the Clean Air Scientific Advisory Committee: CASAC)による審査に対応した改訂を含むもの。委員会は、PMクライテリアの策定に関する科学的情報を評価している。同案は、人への曝露、モニタリング方法の評価、EPAの研究所の科学者による多くの文書を含んでいる。
EPAは、新しい情報に関するコメントを7月12日まで受け付け、その後、CASACが、7月か8月にノースカロライナ州で開催する会議で、PMクライテリア案を審査する。
また、PMに関するドキュメント予備案は、「粒子状物質に関する連邦大気環境基準("Review of National Ambient Air Quality Standards (NAAQS) for Particulate Matter")」も公表予定であり、パブリックコメント期間の後、CASACの同じ会議において審査される。
大気浄化法によって、5年毎に6つのクライテリア基準の審査を行うこととされている。最新のPMクライテリアに関するドキュメントは1996年に公表された。PMに関する最新の基準は、1997年に設定されたもの。【EPA】