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環境ニュース[海外]

ブラウンフィールドの環境配慮型ビルに移転

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2001.04.24 【情報源】イギリス/2001.04.12 発表

 イギリス環境省の計画審査部は、新転地への引越し作業をはじめた。これまでは本部をトールゲイト・ハウス(Tollgate House)に構えていたが、同じブリストル内のテンプル埠頭に新たに建設された「テンプル・キー・ハウス(Temple Quay House)へ移転することとなった。
 テンプル埠頭はブリストル市街地の旧汚染地たるブラウンフィールドにある。この土地が移転先に選ばれたのは、環境・運輸・地域省がブラウンフィールドの有効利用を推進するというコミットメントを自ら実践するためである。
 また、新転地となる建物は環境にやさしく、さらに効率的にできており、ビル研究所環境評価手法(Building Research Establishment Environment Assessment Method:BREEAM)の「エクセレント」評価を獲得している。例えば、ビルは中庭を囲むように配置されており、自然光と自然の通風システムを活用できるようになっている。こうしたパッシブ・クーリングシステムによって、エアコンの使用を代替することができる。また、水の有効利用を図るため、トイレや散水には雨水を利用している。さらに、テンプル・キー駅にも近く、交通手段の選択を推進するものでもある。
 クリス・シプリー主任計画審査官は、新しい環境への移転を心待ちにしていると述べた。移転作業は4月17日に終了する予定。

計画審査部の新しい連絡先は下記の通り:
Temple Quay House, 2 The Square, Temple Quay, Bristol, BS1 6PN
Tel: 0117-372-8000
【イギリス環境・運輸・地域省】

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