一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ、海底に沈む弾薬処理を行う洋上処理施設開発事業を発注
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2026.10.02 【情報源】ドイツ/2026.09.17 発表
ドイツ連邦環境・気候保護・ 自然保護 ・原子力安全省 (BMUKN)は、北海とバルト海に沈む弾薬の処理を洋上で実施することを目的とした移動式処理施設の開発事業の発注を行ったことを公表した。完成すれば、世界最初の洋上処理施設となる。
ドイツ領域の海底には、第二次世界大戦後などに投棄された約160万トンの弾薬が残されており、腐食や劣化によって有害物質が海中に流出する恐れがあり、海洋環境への影響が懸念されている。
処理施設開発事業は、スウェーデンとドイツの3社による共同企業体「DSTAR」が担当する。
2028年末までの完成を目指し、まずバルト海、その後北海で回収作業を進めるとしている。
ドイツ連邦政府は2023年に弾薬対策を開始し、約1億ユーロの予算を確保している。
施設の運用については、最初の6年間、連邦政府が毎年5000万ユーロを拠出することで州政府と合意している。
【ドイツ連邦環境・気候保護・ 自然保護 ・原子力安全省】