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環境ニュース[海外]

ドイツ、オオカミの保全状況が「良好」であると報告

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2025.10.31 【情報源】ドイツ/2025.10.13 発表

ドイツ連邦政府は、欧州委員会に、オオカミの保全状況が「良好」であると報告した。
これはドイツが欧州連合に提出する「生息地指令に基づく報告書」の一部であり、報告書では保護すべき生息地や種の保全状況の評価を行っている。
保全状況の確認は、連邦政府と各州が実施したオオカミに関する作業部会において、過半数の合意を得て行われた。

オオカミの保全状況が「良好」であると確認されたことにより、今後、連邦狩猟法および連邦自然保護法のオオカミに関する規定が変更される予定であり、特に放牧動物を襲う「問題個体」に対する捕殺のための法的根拠が整備される。

ドイツ連邦環境・気候保護・自然保護・原子力安全省 (BMUKN)のシュナイダー大臣は、「オオカミはドイツ各地で順調に生息域を広げ、自然の一部として定着している。
各州は地域で発生する問題に、これまでより柔軟に対応できるようになる。」と述べた。

【ドイツ連邦環境・気候保護・自然保護・原子力安全省】

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