一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

ドイツ、連邦内閣が水素インフラの構築加速を目的とした水素加速法案を承認

環境行政 法令/条例/条約】 【掲載日】2025.10.24 【情報源】ドイツ/2025.10.01 発表

ドイツ連邦内閣は、水素加速法案を承認した。
この法案では、水素プロジェクトに関する施設およびパイプラインは公共の利益において極めて重要であると定めており、製造から輸入、貯蔵、輸送までの水素供給チェーン全体を対象に、承認手続きの迅速化とデジタル化を進めるとしている。
具体的には、陸上および海上の電解装置、水素(誘導体)の輸入設備、水素貯蔵設備およびパイプラインが対象であり、さらに船舶および航空機の脱炭素化に向けた合成燃料の製造施設も対象に含まれている。

ドイツ連邦経済エネルギー省のライヒ大臣は、「水素インフラの構築は水素普及への重要な条件だ。
現在の許認可プロセスは時間がかかり煩雑であることから、同法案により手続きを抜本的に簡素化し、デジタル化を実現し、迅速に進める。」と述べた。
 法案は、今後、連邦参議院と連邦議会において審議される。

【ドイツ連邦経済エネルギー省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース