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環境ニュース[海外]

ドイツ、バッテリー法を改正。電動自転車や電動スクーターのバッテリーも回収義務の対象に

環境行政 法令/条例/条約】 【掲載日】2025.10.10 【情報源】ドイツ/2025.09.26 発表

ドイツ連邦参議院はEUのバッテリー規則に対応するため、国内法の改正を承認した。
これにより、電動自転車や電動スクーターといった軽車両に使用されるバッテリーも回収義務の対象に追加され、これらの使用済みバッテリーも、家電用のバッテリーと同様に全国の自治体の拠点で回収可能となる。
また、現行ではEU基準よりも高い50%の回収率がドイツ国内では有効となっており、これは2026年末まで維持され、その後EUの基準に沿った回収率が定められる。さらに自主的に回収された車両用バッテリーや産業用バッテリーについては、自治体に再利用する権利が認められる。
また、「使用済みバッテリー委員会」の設置により技術的・専門的助言が行われ、生産者にはより重い責任が課される。

新法は公布の翌日に施行され、現行のバッテリー法は廃止される。

【ドイツ連邦環境・気候保護・自然保護・原子力安全省】

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