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環境ニュース[海外]

欧州化学物質庁、PFAS規制へ向け、作業は着々と進捗と発表

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2025.09.30 【情報源】研究機関/2025.09.15 発表

欧州化学物質庁(ECHA)は、EU域内での有機フッ素化合物(PFAS)の規制へ向け作業を進めている。
規制案は、2023年1月、デンマーク、ドイツ、オランダ、ノルウェー、スウェーデンの5ヶ国が提案した。
5ヶ国は、6ヶ月間の意見公募等に基づき、2025年8月に規制対象8部門の追加や全面禁止・期限付き免除を伴う禁止以外のオプションの提起などの改正を加えた規制案を発表し、現在これを同庁社会経済分析委員会(SEAC)とリスク評価委員会(RAC)が評価中である。

今後、SEACは、2026年3月前半の会合後に意見書案を発表、60日間の意見公募に付す。
ECHAは、2026年中にSEACとRACの意見をまとめ、欧州委員会に提出する予定である。
欧州委員会は加盟各国と協議の上、「化学物質の登録、評価、認可および制限に関する欧州議会および理事会規則」(REACH規則)の制限物質リスト(付属書XVII)への収載など最終決定へと手続きを進める。

【欧州化学物質庁】

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