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環境ニュース[海外]

国連気候変動枠組条約、生活に必須のニーズが充たされていない地域での排出削減事業の効果を算定する基準を発表

地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2025.08.26 【情報源】国連/2025.08.07 発表

国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、パリ協定第6条に基づく監督機関が同条の定める「カーボンクレジットメカニズム」において「抑制された需要」を評価する算定基準を定めたと発表した。
「抑制された需要」とは、貧困やインフラ未整備などが障害となって、水・食料・衛生設備やエネルギーへのアクセスなど生活の基本ニーズが充たされていない状態をいう。
この状態では排出量は非常に少なく、排出削減プロジェクトが実施されても現状からの削減量はゼロかマイナスとなってしまう。
今回の基準は、「抑制された需要」が充たされた状態を仮定し、その状態の排出量を削減プロジェクトの実施で生じる排出削減に対するクレジット算定のベースラインとするもので、これにより人間生活に必要な基本ニーズが充たされていない地域における気候取組の進展が期待される。

今後は、森林部門など排出削減の利益が長期的に持続せず(非永続性)、元の状態に戻ってしまう(反転)リスクに関する基準策定の作業が進められる。

国連気候変動枠組条約

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