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環境ニュース[海外]

ドイツ、水の貯留と気温を下げることを目的としたイニシアティブを開始

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2025.08.08 【情報源】ドイツ/2025.07.21 発表

ドイツ連邦環境・気候保護・自然保護・原子力安全省 (BMUKN)は、都市部と農村部を対象に水の貯留と気温を下げることを目的としたイニシアティブの開始を公表した。
自然と技術を組み合わせた解決策への投資促進、森林の水貯留機能の再生、湿地の復元と農業との両立、都市自然の推進と舗装の除去、自然保護プロジェクトの迅速化の5点を重点として掲げ、雨水の貯留に関する技術的な解決策に加えて街路樹、湿地、森林を用いて、熱波や干ばつ、さらには豪雨や洪水に対して対策を講ずる。
具体的には森林の再構成、再湿地化した湿地における湿潤型農業、舗装の除去、都市自然の保全、計画の迅速化、そして連邦と各州による共同出資の拡大といった施策の促進に取り組む。

シュナイダー大臣は、「猛暑や干ばつに対してだけでなく、豪雨や洪水に対抗するためにも、私たちにとって自然は重要な支援者である。
子どもたちの世代に十分な地下水や涼しさを残すことは、社会が成しうる最も意義深い未来への投資の一つである。」と述べた。

【ドイツ連邦環境・気候保護・自然保護・原子力安全省】

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