一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

ドイツ、欧州排出量取引においてドイツの排出枠を削減

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2025.07.11 【情報源】ドイツ/2025.06.25 発表

ドイツ連邦環境・気候保護・自然保護・原子力安全省 (BMUKN)は、石炭の段階的廃止による気候保護を進めるために、欧州排出量取引制度(EU-ETS)におけるドイツの排出枠を初めて削減することを公表した。
これは計51万4000 トンの CO₂に相当する排出枠となり、石炭廃止法に基づき2022年に停止された火力発電所により、2023年には約 89万トンの CO₂排出量が回避されたことに起因している。

石炭廃止によって不要となった排出枠は市場安定化リザーブ(MSR)により市場から削減されているものの、ドイツ政府は残りの排出枠を完全に削減するために、今回の措置を決定した。
削減措置は9月から年末までの期間に実施され、通常のドイツのオークション量を減らすことで実施される。

【ドイツ連邦環境・気候保護・自然保護・原子力安全省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース