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環境ニュース[海外]

イギリス、動物園や水族館の動物福祉規則を大幅に改定

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2025.06.11 【情報源】イギリス/2025.05.24 発表

イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、英国の動物園の実施に関する新基準を発表した。

動物園や水族館の動物を保護する規則が10年以上ぶりに近代化され、最新の成功事例が反映される(ゾウの生息地の拡大、猛禽類を縄で繋いでおく習慣の段階的廃止・大型の鳥小屋への移行、頭足類への接触の禁止等)。
新基準により、これらの施設における動物の福祉・保護を強化し、業界の世界的リーダーとしての同国の地位を保証するという。

その他、新基準の主な施策は以下の通り。
・記録管理の新要件により保全基準を強化し、部門全体での向上を支援(絶滅危惧種の繁殖プログラム、動物の行動・繁殖に関する研究、保全に関する啓発等)
・危険な動物の飼育において適切な安全対策(二重扉構造、単独作業手順、銃器の適切な使用等)を確保
・動物園が財政難に陥った場合にも動物を保護できるよう、明確な事業継続計画を策定

今回の改訂への適応を支援するため、2年間の予定表(いくつかの種に特有の改訂についてはさらに段階的な予定表)が設定されている。

【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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