一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

第1回「持続可能な開発週間」への準備

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2003.05.02 【情報源】フランス/2003.04.24 発表

 2002年11月28日の政府セミナーで首相が発表した、第1回「持続可能な開発週間」が、6月2日から8日にかけて開催される。4月24日には、この期間中に開催されるイベントなどを掲載した「持続可能な開発週間」ホームページも開設された。
 一回目のこの週間では、地方自治体、公共機関、団体、企業、市民が実施する活動を閣外大臣(持続可能な開発担当)が後援する。全国および地方レベルで提案されるすべての活動は、この「持続可能な開発週間」ラベルが付与される。各主体が、持続可能な開発を実践する活動を提案するため、すなわち、それぞれの活動(仕事、余暇、消費など)において、経済面・社会面・環境面というすべての局面について持続可能な開発を具体的に説明するために参加する。
 なお、2003年4月4日、5日に行われたアンケート調査によると、フランス人の3人に2人は「持続可能な開発」という表現を聞いたことがあるが、その3つの要素(経済・社会・環境)について解答できたものは8%に過ぎなかった。3つの要素について、優先度を聞いたところ、環境保護と地球全体のバランス(34%)、社会的公正と貧困・不平等問題(32%)、新たな形での経済発展(24%)という順であった。
 調査では、フランス人がより具体的な情報を求めており、責任ある態度をとる用意ができていることも明らかとなった。水やエネルギーの消費削減に関心がある人は94%にのぼり、家庭ごみの分別をしている人も89%、さらに倫理的な商業規制を尊重して商品を購入している人も88%に上った。【フランス エコロジー持続可能な開発省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク