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環境ニュース[海外]

ドイツ、低所得者世帯向けの省エネチェック事業が15周年を迎える

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2024.12.27 【情報源】ドイツ/2024.12.05 発表

ドイツ連邦環境省(BMUV)は、低所得者世帯向けの省エネチェック事業が15周年を迎えたことを公表した。
これは長期失業者たちに省エネルギーコンサルティングの訓練を提供し、彼らが失業手当受給者、低所得者、少額年金受給者の世帯を訪問。
そこで家庭でできる省エネ方法について直接助言を提供するもの。
また、LEDランプや節水シャワーヘッドなどの即時支援の無料提供や冷蔵庫や冷凍庫の交換への補助金も支給している。

省エネチェック事業は、2008年以降、全国で約45万世帯を訪問し、電力・水、暖房、換気に関する助言を提供してきた。
無料の即時支援として提供される省エネ機器はCO2排出量を78万トン削減し、助言を受けた世帯では年間300ユーロをエネルギー費用の節約を実現している。

ベルリンで開催された15周年記念の会議では、事業の今後についても議論が行われた。
エネルギー転換において誰も取り残されないよう、今後もその重要な役割を果たし、エネルギー転換を社会的に公正に進めるために引き続き貢献することが確認された。

【ドイツ連邦環境省】

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