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環境ニュース[海外]

イギリス、子犬の密輸撲滅に向け前進

環境行政 法令/条例/条約】 【掲載日】2024.12.16 【情報源】イギリス/2024.11.29 発表

イギリス政府は、新たな動物福祉(犬・猫・フェレットの輸入)議員立法案に対する支持を表明した。
子犬の密輸撲滅に向け前進する。

この法案では、悪徳商人が利用する法の抜け穴を埋めることで密輸を厳重に取り締まる。
政府は生後6ヶ月未満の子犬や子猫、断耳・断尾等をされた犬や猫、臨月に近い犬や猫の輸入を禁止する権限を与えられる。

最新のデータによると、ペットの非商業的な移動の数は2011年の10万件から2023年には32万件超へ増加しており、それに伴い不正行為のリスクも増大している。

本法案はペット帯同の旅行を装った販売目的での動物の不正輸入を、より困難かつ収益性の低いものとし、動物福祉とバイオセキュリティを危険にさらす非商業的な規則の濫用に対処する。

世界動物保護指数によればイギリスはG7諸国のうち最高ランクにある。
本法案の支持により、政府は子犬の密輸撲滅、世界トップレベルの同国の動物福祉基準のさらなる強化というマニフェストの重要な公約を実現するという。

【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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