一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ海洋大気庁、2024年の大西洋ハリケーンは平年より活発であったと報告
【地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2024.12.11 【情報源】アメリカ/2024.11.25 発表
アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、2024年のハリケーンについて報告した。大西洋域では、シーズン(6月1日〜11月30日)中の発生数等は予報の範囲内であった。
命名暴風雨(風速39マイル/時以上)18個のうちハリケーン(風速74マイル/時以上)に発達したものは11個で、5個が非常に強い又は猛烈なハリケーン(風速111マイル/時)であった。
平年の活動のピーク9月10日頃に活動が弱まっていたが、その後再び活発化した。
命名暴風雨12個は平年のピーク時以降に、ハリケーン7個は9月25日以降に発生し、この時期としては異例であった。
最強のカテゴリー5のベリル(7月)、カテゴリー4のヘレン(9月)、カテゴリー3のミルトン(10月)をはじめ熱帯暴風雨も各地で大きな被害をもたらした。
太平洋域では、シーズン(5月15日〜11月30日)中の活動は平年以下で予報の範囲内であった。太平洋東部では、命名暴風雨12個、4個がハリケーンに、3個が非常に強い又は猛烈なハリケーンとなった。中央部では命名暴風雨2個であった。
【アメリカ海洋大気庁】