一般財団法人環境イノベーション情報機構
オーシャン・パネル、2030年までに領海の100%の持続可能管理を目指す取組を開始
【地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2024.10.15 【情報源】研究機関/2024.09.25 発表
「持続可能な海洋経済の構築に向けたハイレベル・パネル(オーシャン・パネル)」は、新たな取組「100%アライアンス」を開始した。すべての沿岸・海洋国に対し、2030年までに領海の 100% を持続可能な管理のもとにおくことを要請するもので、2024年9月、国連本部で開催の同パネル第6回会合において決定された。
SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」はSDG17目標のうち資金動員が最低だが、この取組により目標達成へ前進が期待される。
オーシャン・パネルは、2020年に「変革」アジェンダを発表、参加国に枠組を示し持続可能な海洋計画の作成・実施を求めた。
同会合において、同アジェンダの2022年に続く第2次進捗報告書が発表され、目標達成へ向け順調と報告された。
また、アラブ首長国連邦(UAE)の同パネル参加が発表された。
同パネルの参加国は 19ヶ国、これらの国で世界の海岸線の 50%、排他的経済水域の 45%、世界の漁獲高の 21%、世界の船舶の 23% を占める。
【世界資源研究所】