一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ、空港における環境に配慮した地上動力設備導入に2210 万ユーロを支援
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2024.10.04 【情報源】ドイツ/2024.09.26 発表
ドイツ連邦デジタル・交通省(BMDV)はドイツ国内の 18空港 における環境に配慮した地上動力設備 約200台 の導入に 2210万ユーロ を支援することを公表した。航空機は整備、荷物の積み込み、燃料補給を行う際などに電力を必要とするが、多くの場合、航空機内の補助動力設備やディーゼル発電機を動力源とする移動式地上動力設備によって電力が供給されている。
蓄電池や水素など環境に配慮した地上動力設備を導入することにより、航空機により効率的に電力を供給でき、二酸化炭素だけでなく粉塵や窒素酸化物の排出もなく、騒音対策の効果もあるとしている。
支援は移動式および固定式地上動力設備だけでなく運営に必要な充電・給油インフラも対象となる。
ヴィッシング大臣は、今回の支援は航空輸送に対する政治的支援の表明でもあるとし、さらにドイツの国内の空港において年間 7000トン の二酸化炭素削減が実現すると述べた。
【ドイツ連邦デジタル・交通省】