一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ農務省、国産バイオ燃料とクリーンエネルギーの利用推進に約1億ドル助成
【エネルギー バイオマス】 【掲載日】2024.09.04 【情報源】アメリカ/2024.08.16 発表
アメリカ農務省(USDA)は、国産バイオ燃料とクリーンエネルギーの利用推進のため、26州の 160事業 に総額 9,960万ドル を助成すると発表した。2022年 のインフレ抑制法に基づき、高混合燃料インフラインセンティブプログラム(HBIIP)とアメリカのための農村エネルギープログラム(REAP)から支出する。
HBIIPは、ガソリン・重油・軽油・灯油の給油所・販売業者が実施する国産バイオ燃料の供給インフラ整備事業を支援するもので、今回は 26州 の 89件 に総額 9,030万ドルを助成する。
助成対象には、エタノール混合燃料やバイオディーゼル混合燃料の給油機、貯蔵タンク、送油設備、モニタリング機器の整備などがある。
REAPは、農家と中小事業者が実施するクリーンエネルギー利用の拡大とエネルギー効率改善のための事業を支援する。
今回はミネソタ州の 71件 に総額 920万ドル を助成する。
助成対象には、事業用電力確保のための太陽電池整備や家族経営農場の作業場用省エネ暖房機の整備などがある。
【アメリカ農務省】