一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ、エネルギーシフト・モニタリング報告書を公表
【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2024.07.12 【情報源】ドイツ/2024.06.24 発表
ドイツ連邦経済気候保護省(BMWK)は、エネルギーシフトの進捗状況に関するモニタリング報告書を公表した。これは独立したエネルギー専門家によって作成された2030年の目標達成に向けたエネルギーシフトの進捗状況を確認するもので、2022 年のデータとデータの利用が可能な範囲で2023 年と 2024 年の状況が考慮されている。
ニムマーマン事務次官は、報告書は再生可能エネルギー拡大傾向の継続によりドイツにおける電力・ガス供給の質と信頼性は高いレベルにあることを示しているとし、「エネルギーシステムの再構築に向け妥協しない」と述べた。
また報告書は、将来のエネルギー源として水素の重要性も示していることを指摘した。
今後、報告書は専門家とともに評価され議論される。
ニムマーマン事務次官は、「エネルギーシフトの速度を緩めてはならない」と強調した。
【ドイツ連邦経済気候保護省】