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環境ニュース[海外]

ドイツ、2030年までの排出削減量の予測値と対策の影響に関する検証報告書を公表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2024.06.21 【情報源】ドイツ/2024.06.03 発表

ドイツ連邦経済気候保護省(BMWK)は、気候問題専門家委員会(ERK)が連邦政府の委託を受け策定した2030年までの排出削減量の予測値とこれに伴う気候保護対策の影響を検証する報告書を公表した。
これによると気候問題専門家委員会は、設定された想定と条件が実現するのであれば2030 年の気候目標は基本的に達成可能であるものの、リスクと不確実性があることから目標達成はまだ確実ではないことを示している。連邦経済気候保護省は予測値の作成に際し、このようなリスクと不確実性をすでに提示しており、水素促進法、イミッション防止法における計画・認可手続きの簡素化、地熱エネルギー拡張法を通じて、エネルギーシフトと熱シフトをさらに進めていくとしている。気候問題専門家委員会が2025年に作成する報告書で目標達成が困難であると判断する場合、連邦政府には改正気候保護法の条件に従い、さらなる気候保護対策の実行が求められる。
連邦経済気候保護省は報告書を慎重に評価し、気候問題専門家委員会の提言の実行の可能性について検討するとしている。

【ドイツ連邦経済気候保護省】

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