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環境ニュース[海外]

ドイツ、航空産業における気候中立性と技術革新を進める融資プログラムを公表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2024.06.07 【情報源】ドイツ/2024.05.21 発表

ドイツ連邦経済気候保護省(BMWK)は、民間航空研究プログラム「LuFo Klima VII-1」並びに航空開発融資プログラム「LED」の告示を行った。
「LuFo Klima VII-1」は 4月19日に開始され、ドイツにおけるビジネス拠点を確立するために革新的な技術プロジェクトを支援する。連邦政府は、年間3億ユーロを融資枠を用意し、2030年までに3回の公募を実施する。航空技術の全体におけるエネルギー需要と環境への影響、そしてCO2以外の排出物の削減に焦点を当てており、次世代航空機におけるドイツ企業の成功の条件である高効率かつ大量生産技術への取り組みも含まれる。また、 既に2020年に開始しているCO2排出削減への支援も「LuFo Klima VII-1」の実施期間中、継続される。さらに、グリーン水素を用いた駆動技術とコンセプトの開発を進める重点助成「UpLift H2 Aviation」への支援も拡大される。
また、航空開発融資プログラム「LED」は、連邦政府の政治的および戦略的目標(気候変動に中立な航空環境の整備)に沿い、革新的な技術を用い、気候中立に取り組み、環境に配慮し、騒音を最小限に抑制し、より効率的で安全かつ乗客に配慮した航空への変革プロセスを進める全ての民間航空会社を支援するもので、連邦政府は、2028年までに3億ユーロの融資枠を用意している。

【ドイツ連邦経済気候保護省】

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