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環境ニュース[海外]

アメリカ政府、貨物輸送の脱炭素化に向けインフラ整備を加速する初の国家戦略を公表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2024.03.26 【情報源】アメリカ/2024.03.12 発表

アメリカ政府は、トラック貨物輸送の脱炭素化に向けインフラ整備を加速する初の国家戦略を公表した。
エネルギー・運輸合同局等が作成した同戦略は、連邦高速道路局が指定した新たな「全国EV貨物輸送回廊」を土台に、2024〜2040年にゼロ排出の中・大型車(ZE-MHDV)の充電・水素充填インフラを整備する指針を提示。インフラ投資により同国の貨物輸送を変革し、大気質向上や輸送燃料費削減、気候目標達成を図るという。
貨物輸送回廊や複合一貫輸送施設、利用頻度の高い港の至る所で充電や水素充填ができることは、2030年までにZE-MHDV販売を30%以上、2040年までに100%とする同国の目標達成に重要である。同戦略では、ZE-MHDVのインフラ整備を4段階(貨物量に基づく優先拠点の確立、拠点の接続、回廊接続の拡大、地域回廊の接続による全国網の構築)で推進する。
バイデン大統領の「アメリカへの投資」政策は、すでにEV充電網に250億ドル以上の投資を呼び込み、今後は特に中・大型車のEV充電への投資が期待される。

【アメリカエネルギー省】

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