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環境ニュース[海外]

野生動植物の適正な利用のためのワークショップ開催

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2001.04.12 【情報源】ドイツ/2001.04.02 発表

 ドイツのボンで、4月2日、野生動植物の適正な利用に関するワークショップが開かれた。ドイツ連邦環境省政務次官Altmann氏は、野生動植物の持続可能な利用について合意しなければならない、と述べた。連邦環境省と連邦環境保護庁のイニシアチブに基づき適正な利用のための基準が策定され、そのための措置が提案された。Altmann氏は、その際、発展途上国の経済的利益と生物多様性の保護についての適正な利益調整をしなければならないと述べた。
 連邦環境省と連邦環境保護庁の見解によれば、野生動物の持続可能な利用とは、当該動物の個体数、生態系において当該動物の果たす役割、長期的な生存の機会が確保されることをいう。適正なデータに基づく野生動物の管理のための計画が、適正な利用の前提である。
 基準及び措置の起草には自然保護団体、他の省庁・機関が参加したが、参加者からは、野生動物利用プロジェクトに対する助成と、基準の適用とをリンクさせるべきとする提案がなされた。また、連邦経済協力省政務次官Eid氏は、途上国における絶滅危惧種の保護を支援すべきであると述べた。【ドイツ連邦環境省】

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