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環境ニュース[海外]

コペルニクス気候変動サービス、2023年10月は平年より大幅に高温で、2023年が最も暑い年になるのはほぼ確実と報告

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2023.11.22 【情報源】EU/2023.11.08 発表

EUの気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」(C3S)は、2023年10月の世界平均気温は平年より大幅に高く、2023年が観測史上最も高温の年になることはほぼ間違いないと報じた。発表によると2023年10月は、
・世界地上気温が15.30℃で1991〜2020年の平均を0.85℃、これまで過去最高だった2019年を0.40℃上回り、10月の記録を更新した。1〜10月をとおしてみると、2023年は産業化以前を1.43℃、観測史上最も高温の年だった2016年を0.10℃上回っている。
・気温の平年差は、2023年9月に次ぎ、過去すべての月のなかで2番目に大きかった。
・北緯60度から南緯60度の平均海面水温は20.79℃と、10月の記録を更新した。
・赤道太平洋ではエルニーニョの発達が続いた。
南極海氷域は平年より11%小さく、6ヶ月連続で記録的狭小、北極海氷域は平年より12%小さく、10月として史上7番目の狭小となっている。
【コペルニクス気候変動サービス】

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