一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ 気候変動適応に関する市民参加を目的としたオンライン対話を実施
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2023.09.29 【情報源】ドイツ/2023.09.18 発表
ドイツ連邦環境省(BMU)は、気候適応問題に関するオンライン対話を3週間に渡って実施する。2023年10月8日まで、全ての市民は、気候に適応したドイツを実現するためのアイデアや懸念事項をオンラインプラットフォームに投稿することができる。このオンライン対話は、連邦環境省と連邦環境庁が設けた気候危機の結果に対する必要な予防策と適応策に関する議論の場である「気候適応対話」の一環である。
ドイツ政府は、2023年7月に連邦内閣によって可決された新しい気候適応法に基づき、2024年末までに新たな予防的気候変動適応戦略の策定を目指している。新しい戦略には広範な参加プロセスが必要であるとし、「気候適応対話」を通じ、必要な予防策と気候変動の影響への適応についての社会的議論を続けている。今回実施される参加対話の結果は、連邦政府が策定する新しい予防的気候適応戦略に組み込まれる。
【ドイツ連邦環境省】