ドイツ　若者対象の地域気候保護対策や市民社会と民間部門の協力強化を重点とした助成プログラムを開始

　ドイツ連邦環境省（BMUV）は、国際気候保護イニシアティブ（IKI）の枠組みで実施する、途上国や新興国における小規模なプロジェクトを対象とした第3回助成プログラムの募集開始を公表した。今回のプログラムは若者を対象とした地域の気候保護対策の促進、生物多様性と気候保護の実現に向けた市民社会と民間部門の協力強化がテーマであり、プロジェクトの期間は、2年以上3年以下であることが求められ、1件あたり30万ユーロから80万ユーロの資金が提供される。助成プログラムは、気候変動に関するパリ協定と生物多様性条約の実施を目的に2020年に開始したもので、非営利団体、学術機関、およびプロジェクト開始時にドイツ国内に登記上の事務所を有し、現地パートナーとの協力を希望する非営利企業を対象としており、これまでに計20件、総額約1300万ユーロのプロジェクトを支援してきた。
【ドイツ連邦環境省】