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環境ニュース[海外]

大気質は引き続き改善の傾向

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2003.01.22 【情報源】イギリス/2003.01.13 発表

 1月13日、イギリスにおける2002年の大気質に関する暫定報告書が発表されたが、それによれば、イギリスの大気質は引き続き改善傾向にあることがわかった。
 同報告書の主要指標によると、各調査地点で、汚染度が高い、または中程度とされた日数の平均は、都市部では前年の24日から2002年には14日に減少、地方では30日から23日に減少したことが明らかになった。都市部では、大気汚染度が高い、または中程度とされた日数は1993年以降減少傾向にある。一方、地方の動向は変化に富んでいるが、これはオゾン汚染が天候の変化に大きく左右され、また、汚染物質が風にのって遠方から飛ばされてくるためである。
 アラン・マイケル大臣は、長期的動向からみると大気質は改善傾向にあるものの、これからも引き続き問題に取り組んでいく必要性があると述べた。今回の発表は、ロンドン中心部にあるカムデン・カウンシルの車庫で、アラン・マイケル大臣が行った。この自治体は210台の電気・ガス自動車(うち100台は発注しているところ)、100台の超低硫黄ディーゼル車(うち29台は粒子状物質対策装置付)を有しており、ロンドンの大気汚染対策に多大な貢献をしていることから、「Local Government Chronicle」紙の2002年カウンシル賞を昨年受賞している。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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