一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ 森林気候基金資金調達ガイドラインを2022年末まで延長
【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2021.04.16 【情報源】ドイツ/2021.03.30 発表
ドイツ連邦環境省(BMU)とドイツ連邦食糧農業省(BMEL)は、現行の森林気候基金(WFK)の資金調達ガイドラインを2022年12月31日まで延長したことを公表した。これにより、両省は2021年6月30日以降も森林気候基金の新規プロジェクトを実施するための条件を整えたことになる。2021年だけでも、昨年よりも500万ユーロ多い3000万ユーロが用意されている。シュルツェ連邦環境大臣は、「気候変動への森林への影響は増加しており、適応力と回復力を長期的に高めるために森林の再構築が急務である。森林気候基金への今回の追加的措置により、連邦政府は、気候変動に対する森林の適応を支援していく。森林が危機的な状況にある限り、気候危機を救うことはできまない」と述べた。2013年に森林気候基金が発足して以来、両省は352件のプロジェクトに総額1億2200万ユーロの資金を提供してきた。【ドイツ連邦環境省】