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環境ニュース[海外]

大気汚染・酸性化対策に一層の努力が必要

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2003.01.16 【情報源】オランダ/2002.12.31 発表

 オランダのvan Geel 国務大臣は、12月31日、EUの「国別排出上限指令(The National Emission Ceilings Directive)」に基づく報告書を欧州委員会及びオランダ議会下院に提出した。
 国別排出上限指令は、EUの各加盟国から排出される大気汚染物質(SO2、NOx、アンモニアVOC等)について、最大許容量を定める。同指令は、加盟国に対し、2002年12月31日までに、国別の排出上限をどのように達成する計画か通知するよう求めていた。
 今回提出された報告書によると、オランダは大気汚染、酸性化の現象のため一層の努力が求められる。特に、産業、交通、農業及び消費者による汚染物質の排出を削減する必要があり、あらゆる分野で、大気汚染に対する追加的な手段が求められる。政府は、2003年中に多くの決定を行い、議会下院に、「酸性化及び大規模大気汚染のための排出上限の実施に関する覚書(Memorandum on the implementation of the emission ceilings for acidification and large-scale air pollution)」を提出する予定。
【オランダ住宅・国土計画・環境省】(英語版)

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