ドイツ　産業部門における脱炭素化を対象にした新しい資金調達ガイドラインが施行

　ドイツ連邦環境省（BMU）は、産業部門における脱炭素化を進める新しい資金調達ガイドラインが2021年1月1日に施行したことを公表した。これは、鉄鋼、セメント、石炭、化学品、非鉄金属などのエネルギー集約産業が革新的な気候保護技術を利用し、排出削減が困難なプロセス関連の温室効果ガス排出量を大幅かつ恒久的に削減できるよう支援することを目的としたもので、2024年までに総額約20億ユーロが用意されている。研究開発、試験、実証を支援するとともに、エネルギー集約型産業におけるプロセス関連の温室効果ガスの排出回避するための革新的な気候保護技術への投資を行う。
【ドイツ連邦環境省】