ドイツ　外来種侵入予防のための行動計画策定に際しパブリックコメントを実施

　ドイツ連邦環境省は、外来種による在来種や生息地への悪影響を予防するための行動計画の策定を進めており、市民に対するパブリックコメントの実施を発表した。欧州連合は重要な侵略的外来種に関するリストを作成しており、加盟国に対し、これらの種の侵入の予防、または最小限にするための行動計画の策定を求めている。連邦環境省が策定する行動計画はこれに基づくもので、動物園飼育係の養成時における外来種に関するトレーニング、海外旅行後の衣服・荷物の清掃と、観光協会による旅行者に対する情報提供などの取組が含まれる予定である。行動計画案は連邦環境省のホームページからダウンロードが可能であり、市民は、メールや文書で11月16日までに意見を提出することができる。
【ドイツ連邦環境省】