カナダ環境・気候変動省、サスカチュワン州の生物多様性保全のため牧場主と協力

　カナダ環境・気候変動省は、サスカチュワン州南西部の大草原地帯の草地保全ために牧場主との協力が可能になる換地を発表した。換地はサスカチュワン州のガベンロック、ナスリン、バトルクリークの牧草地。800平方キロに及ぶこの地域は、渡り鳥や草地性鳥類の集まる場所として国内外で知られており、ヤブタヒバリ、アカエリツメナガホオジロ、アナフクロウ、ヒョウガエルなど危機に瀕している10種の野生生物の生息地も支えている。換地によって、土地の管理は改善・簡略化され、同省は危機に瀕している種の保全や渡り鳥のためにこの牧草地を管理すると同時に、持続可能な放牧を継続し、2025年までにカナダの土地の25％を保全するという目標達成に向けた取組みを促進していくことになる。換地は、家畜の生産、野生生物の生息地の保全、地域及び先住民社会の利益を支援するために、社会的・経済的・環境的責任のある方法で牧草地を管理するよう計画されたものである。
【カナダ環境・気候変動省】

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プレスリリース

https://www.canada.ca/en/environment-climate-change/news/2020/09/governments-of-canada-and-saskatchewan-join-forces-with-ranchers-to-protect-biodiversity-in-saskatchewan.html