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環境ニュース[海外]

アメリカエネルギー省、2021年までのエネルギー見通しを公表

環境行政 行政資料】 【掲載日】2020.01.29 【情報源】アメリカ/2020.01.14 発表

 アメリカエネルギー省(DOE)は、初めて2021年までの予測を含めた短期エネルギー見通し(STEO)を公表した。電力生産に占める再生可能エネルギー比率は2019年の17%から2020年に19%、2021年には22%に上昇するとみられる。これは風力及び太陽光発電容量の増加による。電力生産に占める石炭比率は、2019年の24%から2020年、2021年ともに21%になり、原子力比率は2019年の20%強から廃炉に伴い2021年には20%弱に低下するとみられる。エネルギー関連CO2排出は2019年の2.1%減少に続き、2020年に2%、2021年に1.5%減少するとみられる。エネルギー関連CO2排出は、気象、経済成長、エネルギー価格、燃料構成の変化に依存する。2021年までは比較的平年並みの気象が予測され、同国の総エネルギー消費は低下するとみられる。原油・石油製品の純輸入は2018年の230万b/dから2019年に50万b/dに減少し、2019年9月以降輸出超過になっているとみられ、2020年の純輸出は80万b/d、2021年は140万b/dと輸出超過が続くと予測されている。【アメリカエネルギー省】

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