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環境ニュース[海外]

夏期間中 ガソリンへのエタノール添加を容認

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2001.04.12 【情報源】アメリカ/2001.03.15 発表

 EPAは、夏の期間、ガソリンにエタノールを加えることを容認し、供給量を増加させて、ガソリンの価格安定を支援する方針を明らかにした。
 ガソリンにエタノールが加えられると、揮発性が増し、揮発性有機物質(Volatile Organic Compounds; VOC)の発生量が増加する。その一方で、エタノールはCOの放出を減らす役割も持つ。このため、VOC及びCOはともにオゾン形成の原因物質ではあるものの、COが減少して、VOCの増加による影響を相殺することで、大気汚染を悪化させることはないという。
 ホイットマンEPA長官は、「私は、需要の増加、パイプラインの破裂等によって、ガソリン価格が上昇する可能性を懸念している」と述べ、ガソリンのVOC基準の調整を職員に指示したことを明らかにした。そして、蒸気圧を、以全提案されていた1インチ平方当たり0.2ポンド(6.45cm2当たり0.9kg)から、0.3ポンド(0.14kg)に引き上げることができるだろうという見通しを示した。【EPA】

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