一般財団法人環境イノベーション情報機構
COP8 デリー閣僚宣言を採択して閉幕
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2002.11.12 【情報源】国連/2002.11.01 発表
インドのニュー・デリーで開催されていた気候変動枠組み条約第8回締約国会議は、11月1日、気候変動と持続可能な開発に関する「デリー閣僚宣言」を採択して閉幕した。宣言では、気候変動対策に加え、気候変動の悪影響への適応措置に重点が置かれている。また、技術革新、再生可能エネルギーの大幅な増加、技術移転などについても盛り込まれている。
このほか、今回の会合の成果としては、クリーン開発メカニズムが、完全に実施できるようになったことが挙げられる。最初のプロジェクトは、2003年の第1四半期にも承認される予定。また、先進国の排出データの報告やレビューに関する検討も完了した。地球環境ファシリティーに関するガイドラインや、市民の意識啓発・教育・訓練に関するニュー・デリー作業プログラムなども採択された。
【国連気候変動枠組み条約事務局】
(PDF文書)