一般財団法人環境イノベーション情報機構
国連環境計画、新たに8か国がクリーン・シー・キャンペーンに参加と報告
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2018.06.22 【情報源】国連/2018.06.08 発表
国連環境計画(UNEP)は、UNEPが実施するクリーン・シー・キャンペーン(#CleanSeas)に、6月8日の世界海洋デーを前に新たに8か国が加わったと発表した。これによりキャンペーン参加国は51か国となり、対象となる海岸線は世界全体の62%に達した。8か国のうちインドは、世界環境デー(6月5日)にキャンペーン参加を表明、2022年までにすべての使い捨てプラスチックを禁止するとし、全面的な沿岸調査も約束した。ナイジェリアは、現在はプラスチック汚染の一大発生源になっているが、キャンペーンでの約束に基づき国内で26のプラスチック廃棄物リサイクル工場の稼働を開始する。このほか、アルゼンチン、コートジボワール、アラブ首長国連邦、ホンジュラス、ガイアナ、バヌアツがキャンペーンに加わった。世界海洋デーは、海洋と水生生物への人々の意識を高め、健全な海のための行動や政策を呼びかけるため実施される。2018年は、世界環境デーにあわせて世界海洋デーもプラスチック汚染の防止をテーマとした。【国連環境計画】