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環境ニュース[海外]

国連機関、干ばつイニシアティブのための協力を検討

地球環境 砂漠化】 【掲載日】2018.05.15 【情報源】国連/2018.04.25 発表

 国連砂漠化対処条約(UNCCD)事務局、国連食糧農業機関FAO)、世界気象機関(WMO)の代表者らは、UNCCDの第13回締約国会議(COP13)で採択された新たな「UNCCD干ばつイニシアティブ」の枠組みにおける3者の協力の機会を検討するため、ローマのFAO本部で会合した。会合では、WMOとFAOが実施している各種の干ばつ対策ツールや計画・プロジェクトについて議論が行われたほか、相乗効果を活かした共同の施策を特定するなど、協力が可能な分野を検討した。
 干ばつイニシアティブは、干ばつの脅威に直面している国や、その地域社会、農家、企業などを支援する必要の高まりに応えて2017年9月に中国のオルドスで開催されたCO13で採択された。UNCCD事務局は、イニシアティブ(2018〜2019年)の実施にあたり、1)国レベルでの干ばつ準備計画、2)干ばつに対する脆弱性とリスク低減のための地域的取組、3)干ばつに対する人間と生態系レジリエンスを強化するツールボックス、の3点に取り組んでいる。【砂漠化対処条約砂漠化対処条約

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