ドイツ、気候保護や適応対策に取り組む自治体を対象にしたコンテストを開催

【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2018.03.02 【情報源】ドイツ／2018.02.19 発表

　ドイツ連邦環境省は、気候保護に積極的に取り組む自治体を対象にしたコンテストの開催を公表した。気候保護や気候変動の影響への適応を進める優れたプロジェクトを行う自治体や地方が対象となる。コンテストでは10自治体が選ばれ、賞金として、それぞれ2万5000ユーロが授与され、新たな気候プロジェクトに投じることができる。コンテストは、2009年以降、毎年、連邦環境省とドイツ都市学研究所（Difu）が実施するもので、応募カテゴリーは、(1)自治体における資源・エネルギー効率、(2) 自治体における気候適応、(3)協働による自治体気候プロジェクトであり、今回はさらに特別部門として、「自治体における気候保護活動と食糧」がテーマとして用意されている。2009年から2017年の間に既に82件の自治体が表彰を受けており、賞金として授与された215万5000ユーロは、その全額が気候保護プロジェクトに投じられた。【ドイツ連邦環境省】