一般財団法人環境イノベーション情報機構
エネルギー省・農務省・EPA 温室効果ガス排出報告に関するワークショップを開催
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2002.10.16 【情報源】アメリカ/2002.10.02 発表
アメリカのエネルギー省、農務省及びEPAは、「エネルギー省の自主的温室効果ガス報告プログラム(The Department of Energy’s Voluntary Greenhouse Gas Reporting Program)」及び関連するプログラムに関するガイドラインの改善について、ワークショップ等を開催することを発表した。自主的温室効果ガス報告プログラムは、1992年エネルギー政策法1605条(b)に基づいて策定されたもの。一連のワークショップは、ブッシュ大統領の指示(2002年2月14日付け)により、温室効果ガスの排出及び排出削減に関する報告の強化について、参加機関を支援するために催される。エネルギー省は、11月中旬から12月中旬にかけて、ワシントン、シカゴ、サンフランシスコ及びヒューストンで、この報告制度全般を扱うワークショップを開催する。
また、農務省は、2003年1月に、エネルギー省の温室効果ガスプログラムにおける森林・農業による温室効果ガスの「相殺」について、2つのミーティングを開催する予定である。ここでは、農林業による温室効果ガスの相殺の推計及び報告について、技術的・方法論的問題が取扱われる。
さらに、EPAは、11月20日から22日まで開催される「州・地方自治体気候変動パートナー会議(State and Local Climate Change Partners Conference)」において、セッションを設けて温室効果ガスの報告に関する問題を扱う予定である。【EPA】