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環境ニュース[海外]

ワシントン条約動物・植物両委員会、過去最大規模の参加者が参集し開幕

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2017.08.02 【情報源】国連/2017.07.18 発表

 ワシントン条約絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約CITES)の動物・植物両委員会の会合(それぞれ第29回、第23回)が2017年7月18日に始まった。両委員会はCITES規制対象種の保全と管理に関し十分な情報の下に意思決定が行えるよう、科学に基づく専門的な支援を行う組織で、今回の登録参加者数は、動物委員会で約300人、植物委員会で170人と過去最大規模となった。今回の動物委員会の議題は、養殖あるいは飼育下繁殖とされる動物の取引、ヘビ類の取引の持続可能性とトレーサビリティ、サメやエイなど水生資源の取引等に関する評価や対応である。植物委員会では木材と樹木種が議題の中心になる。2016年のCOP17で300種以上の樹木種が規制対象種リストの付属書IIに加えられ、CITESの運用面で問題が生じうることから、対応策を協議する。両委員会は合同会合も設け、CITESの長期的方向や能力構築を議論する。これらの結果と勧告は締約国、常設委員会、さらに2019年にスリランカで開催されるCOP18に報告される。【ワシントン条約

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