一般財団法人環境イノベーション情報機構
フランス、長期気候計画を国連気候変動枠組条約に提出
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.01.23 【情報源】フランス/2016.12.29 発表
国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、フランスが2016年12月28日、同条約事務局に長期気候計画(長期温室効果ガス低排出発展戦略)を提出したと発表した。この計画で、フランスは温室効果ガス排出を2030年までに40%削減、2050年までに75%削減(いずれも1990年比)することを目指すとしている。パリ協定によって、すべての締約国は、協定の第2条に留意し、またそれぞれの事情に照らした、共通に有しているが差異のある責任と能力を考慮して、協定の第4条19に従い、21世紀半ばまでの「長期温室効果ガス低排出発展戦略」を策定し、提出するよう努めることになっている。フランスの提出の時点で、すでにカナダ、ドイツ、メキシコ、アメリカ、ベナンが提出を済ませている。【国連気候変動枠組条約事務局】