一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ環境保護庁、石油ガス企業のメタン排出削減を促進する新たな取組を始動
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.11.10 【情報源】アメリカ/2016.10.28 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、石油ガス企業のメタン排出削減を促進するワンフューチャーコミットメント(ONE Future Commitment)の取組を始動すると発表した。2016年3月、EPAは、石油ガス企業が操業から排出されるメタンを削減するための具体的で透明性のある約束を設定し、毎年のデータを直接EPAに提供する「メタンチャレンジ」プログラムを起ち上げた。オバマ政権は2014年のメタン戦略で、石油ガス部門のメタン排出を2025年までに2012年比で40〜45%削減するための規制および自主的アプローチを打ち出したが、同プログラムはその重要な一部になっている。企業は最優良管理手法(BMP)コミットメントとワンフューチャーコミットメントの2つの枠組みで参加でき、BMPコミットメントにはこれまでに43社が参加している。今回、ワンフューチャーコミットメントに4社が参加した。うち1社はBMPコミットメントとワンフューチャーコミットメントの両方に参加しており、同プログラム参加企業は46社になった。【アメリカ環境保護庁】