アメリカ海洋大気庁、海洋哺乳類への海洋騒音の影響に対処するための新たなロードマップを発表

　アメリカ海洋大気庁（NOAA）は、今後10年間の海洋哺乳類への海洋騒音の影響を、効果的かつ包括的に管理するためのNOAAの指針となる「海洋騒音戦略ロードマップ」最終版を発表した。多くの海洋哺乳類にとって、音はコミュニケーションや位置情報、移動、捕食者の回避、食糧確保、配偶者選択のための重要な手段であり、生存に不可欠なものである。自然あるいは人為起源によって引き起こされる海洋騒音の増大が、海洋哺乳類やその生息地にいかに複雑な形で影響を与えているかを理解し、対処するためのビジョンを持つことは、海洋資源の保護のために極めて重要となる。このロードマップは、海洋騒音に関する科学の状況を再調査して、次のステップへの情報を提供するとともに、他の連邦機関、産業、学術研究者などとのパートナーシップを継続し、さらに新たなパートナーシップを開始するための重要な役割も提案する。この最終版は、ロードマップの草案に関して寄せられた、8万5000件以上のパブリックコメントから得られた情報に基づいて専門家が改善したものである。【アメリカ海洋大気庁】

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プレスリリース

http://www.noaa.gov/media-release/new-guidelines-show-noaa-s-commitment-to-address-effects-of-ocean-noise-on-marine