ドイツ　ディスカッションペーパー「電力2030」を公表

　ドイツ連邦経済エネルギー省は、ディスカッションペーパー「電力2030」を公表した。ここでは、電力分野におけるエネルギーシフトを安い価格で実現するために必要な策、熱や交通、産業部門のための電力を気候に配慮した形で投入するための条件などが示されている。電力部門に関する12の長期的傾向に関する最新の研究を基盤にした今後数年間におけるエネルギー政策の課題がまとめられている。連邦経済エネルギー省は、2016年9月以降、電力市場とエネルギー網に関するエネルギーシフト・プラットフォームを運営しており、ディスカッションペーパーは、これらのフォーラムでも議論されることになる。ディスカッションペーパーへの意見は、2016年10月末までにEメールにて提出が可能となっている。【ドイツ連邦経済エネルギー省】