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環境ニュース[海外]

アメリカ海洋大気庁、絶滅危惧種回復プロジェクトに計540万ドルを助成

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2016.09.05 【情報源】アメリカ/2016.08.16 発表

 アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、絶滅が危惧される海洋生物種の回復プロジェク
トを支援するため、アメリカ沿岸部の州・部族社会に540万ドルを助成し、2017年度の助成プロジェクトの公募も開始したと発表した。「絶滅危惧種保護法(ESA)」第6条で認定された「生物種回復助成プログラム」のもと、NOAAは絶滅危惧海洋生物種を守るプロジェクトを募集し、これを実施する州・部族社会に助成金を交付している。助成対象となるのは、絶滅危惧種をESAの保護が必要ない段階にまで回復させるための管理・調査・普及活動で、保護対象として検討されている種や絶滅危惧リストから最近外された種の監視を支援することもある。2016年度の助成金のうち390万ドルは、絶滅の危険性が高いシロアワビやタイセイヨウサケ等の回復プロジェクト3件を含む12の州の新たな17プロジェクトと連邦政府の認めた部族社会の1プロジェクトに、残りは前年度以前からの州・部族社会の継続プロジェクト計8件に拠出される予定。2017年度の申請は、州が10月17日、部族社会が同月24日迄。

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